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保育園児と動物園に行く話

福岡で育児体験をして9日目のこと。その日は赤ちゃんではなく、2歳児&4歳児と一緒に動物園に行くことにした。高校からの友達が福岡に住んでもう数年、子どもがすっかり大きくなっている。長男が赤ちゃんの時に見たきりなので、彼らからすると誰だこいつ?って感じだろう。

福岡市動物園は植物園と隣り合っていて、中学生までは入場無料。大人600円。激安。ありがたい施設。年パスは3度行けば元がとれるらしい。神。神施設なのでやはり大人気だけど、人が多くても割と広々。最近、ペンギンコーナーがオープンしたようで、入口からペンギン推し。

動物園に着いたら、ようやく顔を正面から見て「はじめまして!」と子どもたちにあいさつをする。男の子2人とも、ちょっと照れながらあいさつしてくれた。かわいい。下の子は照れると、指をくわえて下あごを左右に揺らす癖がある。

かわいいかわいい、だけど、かわいいだけだったのはここまでだった。隣り合ってる植物園から入ることになったんだけど、そこではシートやらベンチやらでお弁当を食べてる人がいる。それを見て弟、「お弁当食べたい!」。もう?笑 お兄ちゃんに聞いてみると「あんまりお腹すいてないなあ〜…(遊びたい)」。こういう時どうしたらいいのよ…どっちかを待たせることになるよね。そうなるとお兄ちゃんに我慢してもらうことが増えると相場が決まってる。わたしも長女なので身に覚えがある。心苦しい。

終始こんな感じで、ペンギン見たい兄とショップを覗きたい弟、ずんずん進みたい兄と鳩を追いかけたい弟。同じものに興味を持てば「自分がやりたい!」と小競り合いになる。その合間あいまに、トイレする?と確認したり、水飲みたい、疲れた抱っこして、が挟まる。

これは……とっても……大変だ…!1人ではとてもむり!!!と思った。大人が2人いるから、それぞれに対応できるけど、いっぺんに2人の相手をしたら頭が痛くなりそう。それでも、根底に流れる「かわいい、優しくしたい」という気持ちが根性につながってる感じ。体力ゲージ0に近づいても、気力で抱っこして気力で色々気遣っている。f:id:autocider:20220302110848j:image

子どもは知ってることを教えたがる、と聞いたことがあるので、お兄ちゃんに動物園を案内してもらった。めっちゃ色々教えてくれた。動物の名前から生態から、祖先にあたる恐竜の名前まで教えてくれた。すごい。。「図鑑いっぱい持ってるんだ!」と言っていた。子どもを生んだら図鑑を買おうと思った。

写真のクジャクは、求愛中。すごかった。春先にしか見られないらしい。これもお兄ちゃんが教えてくれた。超ラッキーじゃん、と思った。