名もなき育児に名前をつけたら楽かなあ?という話
育児体験も2週間目。経験したことが増えてきた。「母は生まれながらにして母になるのではない。修練によって母になるのだ」(名言風にしてみました)
この2週間でできるようになったことがたくさんある。
・ミルク作り(1すり切りに対して40ミリのお湯)(振る時は縦じゃなくて横気味)
・おむつ替え(テープタイプ、パンツタイプ)
・抱っこ
・着替え(袖を通すときには、反対側から手を入れて指が引っかからないように)
・食事与え(半分ぐらい)
・離乳食作り(だしと、とろみの元を混ぜる。とろみの元ってなに?謎の粉)
どう?簡単そうだと思う? 否!!
なんでも「適量」「適当」ってのが難しい。この「適」は、ググればわかるかもしれないけれど、成長速度や家庭環境によって何となく変化していくはずなので、暗黙知と言ってもおおげさではない。かといって、本当に何も考えない適当でいいわけではなく、やっぱり「適量」は適量だし「適当」は適当。赤ちゃんが危険にさらされたり、不快になっては意味がない。
名もなき家事が数多あるように、育児にも明文化されてない「適量適当」がある。どうしても、参加時間が少ない親がそのルールから置いていかれると見た。(明文化されてる家もある。友達の家はハッキリ教えてくれるので本当にありがたい)
片方の親が「ミルク作る?どのぐらい作ればいい?」「お湯でいいの?」「赤ちゃんうんこしたよ(オムツ替えないの?)」とか言う、テンプレパターンの場合、悪気は無いのに死ぬほどムカつくよね。それって
「わたしだってゼロから始めたのに、お前は調べもせずに聞くのかい??」
という感じなのではないだろうか。わたしならそうなる。
逆に、ルールから置いていかれた親の立場を思う。わたしだって、いつまで経っても(たった2週間だけど)、本当に戦力になっているかも分からず、ただ手伝いたいという気持ちだけはある。だけど暗黙知があるので下手な動きをすることもはばかられ、困ったな〜となっている。この状態に名前をつけたい。
名もなき家事に名前をつけたら、なんとなくお互いの負担度合いが理解できるように、この状態に名前をつけたら、なにかがハッキリするのではないか?
あ、断っておくと贖罪的な意味ではない。相手の育児レベルを推し量るモノサシがあれば便利って話、
そしたら、「ああ、あなたは育児レベル3なのね?ならここまでかしらね。こういう指示をしましょう…」となれば、辛さも少し減るのでは?という、
すべて独身女の妄想の話です。